こんにちはー。
今日はほんのちょっとだけ無目打のペニーレッドが届きました。いつもお世話になっているイギリスのディーラーさんからです。

私はペニーレッドはプレーティング用に購入しています。
消印収集や刷色での収集となると話は変わってきますが、プレーティングの為となると原則4マージン必要です。下部両サイドのアルファベットは外枠も含めて完全に見えていないといけませんし、同様に上部両サイドのスター部分もプレーティングの際に必要なのでやはり完全に見えていないといけません。
見えていないといけない、というのはちょっと大袈裟かもしれませんね。
しかし下部両サイドのアルファベットが枠も含めて欠けてしまっていては正確なプレーティングができないのも事実ですから、やはり4マージンの物をプレーティングするのが素材としては最も望ましいですし、正確な判断ができるだろうと思います。
そもそも無目打に限らずペニーレッド全般、そしてペンスブルーやペニーブラックに至るまで、かつての所有者によって行われたであろうプレーティングの結果(プレート番号)が切手の裏側に鉛筆で書き込まれている事がよくあるんですが、まぁその間違っている物の多い事多い事。さっぱりアテになりません。
古いプレーティングになる程に今よりも情報が少なくプレーティング作業自体も限られた環境でしか行えなかったので仕方がないのかもしれませんが・・・それにしてもアテになりません。
という訳で裏にもっともらしくプレート番号が書き込まれていても、それは間違っている物としてやはり自分でプレーティングする必要があります。そしてやるからには正確にプレーティングしたいので求める物は4マージンで・・・となってしまいます。
3マージンや2マージン或いはそれ以下の物、つまりアルファベット部分等が程度の差こそあれ欠損している切手にも裏面にプレート番号が書かれている物が結構ありますが、4マージンで書き込まれている物に輪をかけてアテになりません。
これからプレーティングをやってみようという方は、最低でも枠を含めた下部両サイドのアルファベット部分に欠損がない切手を入手する事をオススメします。4マージンが理想的ですが最近ちょっと入手しにくい傾向になってきています。前述のイギリスのディーラーさんも4マージンの無目打ペニーレッドは調達し辛いと言ってました。一方で3マージンや2マージン或いはそれ以下になると結構流通しているようですし価格も手頃ですので、そうした切手からプレーティングの経験を積んでいけば良いかなと思います。
とにかく、下部のアルファベットの欠損がない物でやりましょう。
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