数千枚の無目打ペニースターが到着

今日も無目打のペニースターが数千枚届きました。私個人の楽しみであるプレーティング作業用です。

ペニーレッドには3種類あるというのはイギリスクラシック切手を収集している方はご存知の事ですが、違いを少し書いておきます。

1840年に世界で最初の切手”ペニーブラック”が発行されましたが、翌年1841年には最初のペニーレッドが発行されました。四隅のうち上部2箇所がスタータイプ、下部の2箇所がチェックレターと呼ばれるシート位置を特定できるアルファベットが刻まれていて無目打です。

1854年には新しいペニーレッドが発行されました。四隅のうち上部2箇所がスタータイプ、下部2箇所がチェックレターなのは1840年に発行されたものと同じですが、16または14の目打が施されました。

ここまでの2種を総じてペニースターと呼びます。

1858年、最後のペニーレッドが発行されました。四隅全てがチェックレターのアルファベットに変更されています。このタイプはペニープレートと呼ばれます。

とまぁペニーレッドはこんな感じで3種類存在しています。このうち、最後に発行されたペニーレッドは切手の図案の中にプレートナンバー(印刷に使った版の番号)が刻まれていますが、スタータイプの2種類のペニーレッドにはプレートナンバーが刻まれていないので、知りたければ膨大なリファレンスを参照しながら版を自力で特定しなければなりません。これをプレーティングと言います。

プレーティングは「よしやってみるか!」と思い立っただけでは不可能な、専門分類としては難易度の高い作業です。

まず必要なのが、入手しにくい専門書籍などのリファレンス。一通り揃えるだけでも大変ですが、一度揃えてしまえばペニーレッドに限らず、ペニーブラックやペンスブルーのプレーティングにも使えます。

それから切手そのもの。そして慣れ。この辺りが必要でしょうか。本場イギリスの切手ディーラーですら間違うようなややこしいものもありますし、プレーティング請負を仕事にしている業者もいるぐらいです。

イギリスクラシック切手の専門分類としては最難関がこのプレーティングですが、個人的には非常に楽しい作業です(´∀`)もちろんプレーティングの一貫として透かしや色味でも細分類する楽しみもありますので、興味のある方は一度挑戦してみては如何でしょうか?

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